HUNTER's LOG on PORTABLE

head_link.psd

場所を引っ越しました。このディレクトリは既に更新を停止致しました。新ディレクトリはこちらから。

LINK : ナビゲーション : ヘビィボウガン

1125c.psd

Introduction:
ヘビィボウガン。それはある意味「モンスターハンター」というゲームの特徴を決定づけた武器、なんではないかと考えます。無印〜MHG/MHP1stにおけるゲームシステムは、この武器のためにそうなっている、というものが散見されます。
そして、それを証明するかの様に「モンスターハンター」の世界を色濃く反映した狩猟録の多くはこの武器の周辺にまず発生していきました。
不自由で鈍重で敬遠されることの多いヘビィ。しかし、敢えてそれを選んだハンター達はなにを見つけて行ったのか。ここにはそんな道を切り開いて行ったハンター達の狩猟録が集められています。

LinkIconリンクトップへ

リンクページ01.jpg

『支援論第三類』(サフィニア邸で休日を)
 さふぃ様

もしハンターに学校があるならば支援論は必修科目にすべきだ、と思う。プレイ人口が増大しつつある昨今においては特にそうである。
もっともこの「支援特化型」のハンター達というのは今になって現れてきたわけでもない。無印の時代から連綿と受け継がれてきたものがあるのだ。

さふぃさんは「先生」であるBabyFace氏よりその回復支援の理念を受け継ぎ、現役で日々ドンドルマの地に回復弾を撃ち込んでいるガンナー。
「回復弾を撃つ」事にかけては老舗の大看板を背負っておられる。

「支援」そのものについては別にトピックスを設けてそちらからナビゲートするので、ここではその根幹技術のまとめられている「支援論第三類」を紹介したい。

まず、第一の技・第二の技・第三の技と最も基本となる部分の整理を参照されたい。この基本の記述の中に、勝手知ったる仲間内での振る舞いから、まったく初見の相手に対する場合の振る舞いまでを可能とする膨大な「回復弾撃ち」の歴史と経験が詰まっていることが読み取れるはずである。

大体「第一」のところに奥義がもってこられているところが凄い。ぶっ飛ばされた仲間の起き上がりを捉える。言葉にすれば簡単だが、狩りの最中にこの一点をしかと捉えるのは難事だ。常時回復弾を装填してそこだけ狙ってウロウロしているならともかく「仲間の被弾を予測し、回復弾を装填し、ラグすら読んで起き上がりに間に合わせる」この一連の流れはそのクエストにすっかり体がなじんでしまっている、とでもいう様な状態でないと実現できない。

これは研鑽を怠るとすぐ錆びてしまう。基本にして奥義というのはそういうものだ。そのような中核を取り出してしまう、というのはどの道においてもその全体像が優れて完成していることの証左である。

回復弾撃ちはモンスターではなく仲間を撃つ。その向こうに討伐を至上命題とするモンスターハンター像の底を抜いてしまう可能性があることをかつて論じた。
回復弾。
それはモンスターハンターに実装された膨大なアイテムのうちのひとつに過ぎない。しかし、この「ひとつ」はゲームへのアプローチ自体をひっくり返してしまう「唯一」であったのかもしれない。

LinkIcon「サフィニア邸で休日を」

リンクページ02.jpg

『HEAVY BROTHERS』(ママはゲーマー。)
 SUN様

最も「素直」なモンスターハンターへのアプローチがなんであるのかと言ったら、気のあった相棒との道行きがそれであると言えるだろう。しかし、中々これは実現しがたいものである。特に、相手のリアルの素性も知れないネット上においてはそうだ。

SUNさんは相棒となるトリ氏とともに、MHGのGクラスを「ヘビィブラザーズで」制覇するという長期にわたるその道行きを実現してしまった。まったくもってうらやましいことである。そして、その一部始終を読ませてもらえるわれわれ読者は幸せ者なのだ。

モンスターハンターにはいろいろな「目指すべき指標」がある。それはソロ討伐の高みであったり、PTプレイの広がりであったり。
ここではその中に「ヘビィブラザーズのような」という指標を加えたい。

「あんなコンビを組みたい」というのは「あんな討伐をしてみたい」とまったく同等に望まれて良いはずだ。そして、そこはもっと強調されていって良いと思う。そこには「ネットワークでの(人間同士の)関係性」のひな形がある様に考えられるからだ。

思い返せば、SUNさんはMHdosで八面六臂の活躍をされていた頃からそのような「人間同士の関係」という点を重視したオリジナルイベントでドンドルマをにぎわせてきたハンターさんでもあった。そんな中から「一緒に狩り、ずっと続ける」ために大切なことはなんなのか、それを抽出してみせてくれたのが「へビィブラザーズ」だった…そんな読み方もできると思う。

ソロ討伐が先達の打ち立てた「証」を真似ることで広がった様に、このような「コンビ」も真似て広がるものなのかもしれない。「ヘビィブラザーズのような」が、この先のモンスターハンターにおける大きな潮流のひとつとなる。そんな未来が来たら、モンスターハンターはまたその枠を大きく広げていくのだろうと思う。

LinkIcon「ママはゲーマー。」

リンクページ03.jpg

『老山龍砲と歩く』(村に帰って、机について)
 シュガシュガ様

後にあげるA Gunner氏の『老路歴程』が、あるハンターにおける「モンスターハンター」がなんであるかという了解を集大成するために編まれたものだとするならば、シュガシュガさんの『老山龍砲と歩く』には、今まさに自分の「モンスターハンター」がなんであるかを立ち上げていく過程が綴られているのだと言える。
老山龍砲とは何か、L3弾とは何か。別にそんなこと考えても考えなくてもこのヘビィの「能力」に違いは出はしない。でも、シュガシュガさんは問い、そこに立てた仮説をクエストの中で証明していくことでそれを「見つけていく」。その行為が、彼の眼前に「自分のモンスターハンター」を立ち上げていくのだ。

先人の打ち立てた「証」をたどる行為とは、単なるトレースではない。特定の武器を使って特定のクエストをやることを真似るのではない。彼はそこに「世界の打ち立て方」を見出し、その行為を真似ているのである。
「自分のモンスターハンター」は自分にしか打ち立てられない。彼の老山龍砲は彼だけの老山龍砲とならねばならない。それはやはり「上澄みだけの楽しみ」だけで成るものではない。

彼はたった一つのスキルの是非に迷い、たった一発の貫通L3弾の使用法に迷い、なぜそうまでして狩猟録を書き綴るのか考え、次の一歩を模索していく。その丁寧さは「丁寧でなければ失礼だ」とでも言わんばかりである。きっと彼は、その丁寧さが立ち上がってゆく世界の解像度の稠密さを決めるのだということに気がついているのでしょう。

シュガシュガさんはこのサイトの読者さんでした。その彼がこのような気合いの入った狩猟録を書き始め、「自分のモンスターハンター」を見出す一歩を踏み出されたことを大変うれしく思い、また誇りに思います。

LinkIcon「村に帰って、机について」

リンクページ04.jpg

『懐旧のミナガルデ』(あるヘビィガンナーの生涯)
 A Gunner様

すでにモンスターハンターの歴史が十分に長くて、古典的な名作がその狩猟録に存在するというのならば、それはこの一編を指すのに違いない。

ここには武器への信頼、モンスターへの敬愛、フィールドへ投げ掛けられる優しい視線、ハンターであることへの矜持、そういった「モンスターハンター」の核心が詰まっている。このようなハンターが、あるいはこのような狩猟の日々が存在できることがモンスターハンターがその面目を保っていることの証となるのではないかとすら思える。

A Gunner氏はMHG•MHdosを主舞台に活躍されたガンナー。無印時代の多くはムロフシとして活躍されていたとのこと。「あるヘビィガンナーの生涯」はそのタイトルの通りヘビィボウガン一本に絞った狩猟録として編纂されているが、氏自身は全武器種に通じたハンターでもある(氏のもうひとつのブログ「A-sideline」などを参照)。

ガンナーとしては無印〜MHG初期にかけて「ヘビィは単独武器としては全般を通して活躍できる火力を持たない」とされてきた「通説」を打ち破り、最難関までをソロで追える武器であることを世に知らしめた。ヘビィソロというのはこの人が切り開いた路である。

ここに紹介している『懐旧のミナガルデ』は、MHdos後期の狩りを続ける中、氏が無印の地に立ち返って記した一編。ヘビィボウガンによる上位クエストの狩猟模様が綴られる。特に「無印の老山龍砲」作製後の『老路歴程』は圧巻。

序盤の山場である「4本の角」をヴォルキャノンで制した氏はこうつぶやく。

本当はもっと前から、この場所はガンナーを呼び続けていたのかもしれない。
その声の主が第一王女なのか、ディアブロス当人なのかは定かではないが。

未だこれだけの「万感の想い」のこもった一文を他の狩猟録で目にすることはない。
「あるヘビィガンナーの生涯」。
それは遥か前方にそびえる指標であり、そしてまた振り返って仰ぎ見るべき高峰である。

LinkIcon「あるヘビィガンナーの生涯」

line.giftext.gifline.gif

最新記事

0722m.jpg

090515 "雑記帳"
雑記帳

090428 "a side story"
第二部・プロローグ

090312 "a side story"
調律A・調律B

090304 お返事:書き下ろし
回復支援の基本

090218 モンスターハンター論
フラジャイル

"a side story"

img01.psd

このお話は、ポッケ村に住むひとりのハンター"ビッケ"ことヴィクトリア・T・アーサーのたどる道筋を描くものです。小説の様な体裁ですが、メインとなるのはゲームよりも広い土俵でモンスターハンターの世界がどのような振る舞いを見せるのかを追いかけることです。あるいは中の人にとってはモンスターハンターとはこういうものだ、というものでもあるのです。

LinkIconこの項目へ

最新記事
LinkIcon第二部・プロローグ

村の子ビッケ

img02.psd

ここでは村下位のクエストを舞台に、ハンターの基本をまとめています。単なる操作の技術の解説ではありません。「狩りの基本」とは何か、「このゲームでは何をなし得るのか」。
すべてのシリーズを遊ぶハンター達へ。

LinkIconこの項目へ

最新記事 狩りのマトリクス
LinkIcon調査と準備

フィールドノート

img03.psd

フィールドマスターになろう。
モンスターハンターのフィールドは単なる戦闘の背景なんかじゃありません。フィールドに「厚く」コミットして行くことは、狩りへ深く歩を進めることに他ならないのです。

LinkIconこの項目へ

最新記事
LinkIcon白地図

モンスターハンター論

img04.psd

モンスターハンターシリーズを外側から論じます。

LinkIconこの項目へ