2008.04.28 シュガシュガさん
[ 名前 ] シュガシュガ
[ 件名 ] 英雄の継承
[ 本文 ]
御無沙汰しております、シュガシュガです。
遅まきながら英雄の証を読ませていただきました。もう皆様にお返事を出されたのに、今更便りを送り申し訳ないですが・・・。
思えばP2を買って、何か参考になるサイトやブログはないものかと探してたどりついたのがここでした。
そのとき初めて見た記事に「モンハンは趣味」になり得ると書かれていたのを覚えています。
あのときには今自分がモンハンを趣味にしているとは考えもしませんでしたし、真剣にモンハンについて二、三時間ブログに何書くかなんてそれこそ頭にありませんでした。
思えば、私のモンハンはあの記事がなかったらこんな形にはなっていなかったのではないかと思います。
私がラオ砲を担ぎ、あえて制約をかけて狩猟を行うのは、もう一度あの感動を味わいたいということが一つと、あのハンターのあの背中に追いつきたいという想いが真ん中にあります。
まさにログさんの仰ってるとおりですね(笑。
クックを倒した感動に限りなく近いあの感覚をもう一度。
ログさんやラームさんが見ている風景も一目見たい。
そんな思いで自身のブログだって立てることができたんです。
ログさんが開発者の方の言葉を見てがんばろう、と思われたように、私は「英雄の証」を見て、もっとがんばろう!と改めて思いました。
本当に活力を与えていただける記事をありがとうございます。
長くなりましたが、これで失礼します。
それでは。
HUNTER's LOG
シュガシュガさんこんにちはー。
ありがとうございます。お返事遅くなっちゃって申し訳ない。
「皆様へのお返事」で書きましたように、この件については個々のお便りへのお返事を失礼させていただいたので、以下もシュガシュガさんのお便りにかこつけさせていただいた(笑)皆様へのお返事パート2と思ってお読みください。
衒いもなく、という言葉がありますが、歳を経るにつれて中々素直に思ったことを言えることは少なくなります。言った場合に帰ってくる反応をあらかじめ考慮して、リスクを回避したことばかりを「衒う」ようになりますな。
それができないのも困ったちゃんなので、できて良いのですが、「衒いのない」ことがまったく言えなくなってしまったら、それは病でしょう。
特に自分は○○に真剣である、ということを明かすこと自体に尻込みしがちなご時世でもあります(「いや、別に…」みたいな)。そこに真摯であればあるほどそこを攻撃されると痛い。だからぼかす。
分からなくもないですが、そんなのは全然面白くないわけです。
ということで、さらに歳を食って傷つきやすい青年期をこえてその辺かなり無頓着になっちゃった(笑)、あたしみたいなおぢちゃんがここはひとつ「言いてえことは言うのがよろしい!」のサンプルを、というのもありましたね。
気を使うとこに気を使ったら言いたいことは言えないのか、といったらそんなことはない。
衒ってばかりか被害甚大のぶっちゃけかで成り立ってるようなネット事情ですが、もともと日本人はその中間が得意な文化を持っていたのですし。どこぞの署長さんも「正義と不正義の間には『穏便に』という…」と申しておりました(これは違うか…笑)。
なんだかなんの話をしてるんだという感じですが、「どんなことが書けるんだろう」というのはこういったサイトやブログをやっていく方達には重大なことですよね。もういい加減「ゲーム日記」に終始するだけの「初期ステージ」は脱しても良い頃でしょう。
多くの方がご自分の狩猟録を公開されていく中で、「自分はどんな狩りをしたいんだろう」と「自分はどんな記事が書きたいんだろう」が上手なサイクルを形成していくことを願ってやみません。あの一文に書いた「その先の地平へ目を上げる」その地平がまさにそこにあるからです。
もし、このサイトがそのような試みの起点になにがしかの寄与を成したというなら、これほどうれしいことはありません。この際白状しますが(笑)、シュガシュガさんやラームさんのお書きになった記事を読んで「自分も!」とコメントされて来る方達。あれを見るのが中の人の大変な楽しみなのです(笑)。
あの一文で、ネットワークにおける個々のハンターの記憶とモンスターハンター自体の関係の本質に「証」の継承があることを示しました。そして、「新しいモンスターハンター」がやってくるまでに、まだもう少しだけ「ちょっと先」をお見せする用意が中の人にはあります。
今はただ、それが新しく生まれつつある「証」の継承の力になれれば、と思うばかりです。