2008.06.24 サキムラさん
HUNTER's LOG
サソリかー!ていうかサソリと予想してた方多かったですね。
前々からそういうのは来ないのか?といわれていた奴でもありますから、まずは順当でしょうかね。堅そうだけどね(笑)。
[ 名前 ] サキムラ
[ Link ] 沙木夢羅の日記帳
[ 件名 ] なるほど
[ 本文 ]
どうも、現実主義者のサキムラです(違
いや、夢のようで現実になりえるということですね。ポッターなんか絶対ありえない話なわけですから、確かにそういうやつのが子供は読むのかも。個人的には LOGさんの子供のころの放浪してみたかったですが。あれも現代じゃありえない話になってしまいましたね……(絶対公園渡り歩いて三日くらい帰らなかったと思うなぁ)
そもそも私は読書する人間なんですが、僕は全てを疑ってかかる人間でして(笑…えない?)小説があればそれの結末がホントにこれでいいのか疑い、社会の教科書を疑い、国語の説明文を疑ってるわけで。この性格だけなら刑事とかになれそうですね(違)
まぁ、僕が疑うようになったのは読書が原因なんですね。というのも、中学生になり、名作を読む→面白い という流れじゃなくなってきた。
名作を読む→何故そうなるのか納得いかない→では自分がどうしたいのか考える という運びになっているわけです。
別に本はいいもんだとちっとも僕は思っていません。思ってたら図書委員長になってます(笑)
要は本を疑うことが重要なんですよ。自分で作ろうとするのは、話に納得いかないからであって、話が完璧だったら作家になんてなろうと誰も思いませんよ。
で、本を疑うには本を読まないといけない。そのときに女子はなにかと読みますが、男は読まない奴は本当に読まないので、そうなる前に小学校低学年のうちに色々読むべきだと思いますね。
ま、読む本なんてなんでもいい!ということです。男は冒険と浪漫には過剰反応を示すのでそれが楽ってだけの話です。
……あ、ここMHサイトだった……
HUNTER's LOG
サキムラさんこんにちはー。
まーさーにー、クリエイタ気質って奴ですよ、それは。既存のものに満足できないから作り手になるのです。
でも早いなー。あたしなんか中学生の頃はまだ単純に「スゲー」と思いながら読書してた頃ですねぇ。もっともその後は小説からははるか遠ざかっちゃったんですが。
なにが分岐点だったか…チャンドラーあたりを読んでた頃は良かったんですがねー。高校生になって「ガクモンをやろう」と思って最初に手を染めたのが心理学だったのがまずかった(笑)。あれはいくない。素直じゃなくなる(心理学畑の皆さんごめんなさいー、でもそう思うでしょ…笑)。
やはり疑うのも「素直に疑う」のが良いですね。そーかなー、なんでかなー、と。
迂闊に裏読み前提でかかるとダークサイドに行きやすい。ありもしない「裏」を作り出して「見て」しまうのです。
とは言っても考える人に考えるなと言っても、そりゃ息すんなというのと同じで無茶な話です。そこはやはりどこ疑ったら良いかもわからないくらいのものを読んじゃう、というのも手ですね。カラマーゾフとかね。あれも最後は光の射す方へ、ってな感じですが、全篇を見るとどうにも悪魔的なイワンが生き生きしている。ドストエフスキーも相当業が深い(笑)。どうもアリョーシャがテロリストになるような続編も構想してたみたいですし。って、お読みでなかったらなんだか分かりませんね。
あー、小さい子供はね、なにがあり得るか、あり得ないかがわかんないんですよ。ハリポタもツバメ号も同じくらいわくわくして読むでしょう。そして、その違いは後からやってくる。やはり、その時になって自分の現実に接続可能なリソースを持っているかどうかというのは大きい。
んが、だから魔法はダメかというわけでは勿論ないんでして、そのような夢想は現実を引っ張る力を持っている。あるいは後押しする力を持っている。
要はバランスなんですが、バランスをとるためにはそもそも選択肢はないとダメ、ということですね。
ていうかあたしが子供の頃と言ってもふらふらしてたのはサキムラさんくらいの歳の頃ですよ(笑)。無論今公園を渡り歩いたらまずいでしょうが、ユースやちゃんとしたキャンプ場をつないでいっても結構楽しいと思いますよ?あまりこの方面おススメするとあちこちから怒られそうなのでしませんが。
あ、でもその間あたしは3回くらい「死ななかったのは運が良かっただけ」ということがありました。リアルのソロは簡単に死にそうになりますんで、軽挙妄動にはお気をつけ下さい。