円盤石
採掘時の円盤石
「円盤状の石」
各地の採掘場に見られる円柱状の砂岩をピッケルで割るとこうなる(左図)。
主に工房で金属加工をする際に用いる。結構大きいので運ぶのが大変。
工房ではきれいに円盤状に加工され、これをぐるぐる回して金属を削る。
大雑把な削り出しなら良いが、少し細かいものに使う円盤石には注意が必要。石の中に大粒の堅い粒子が入っているとそこで金属の方が欠けてしまう。この用途のためには細かい粒子が均一に分布している石を用いる必要がある。
昔は砥石の代用としても使われていたと母が言っていた。また、もっと以前にはこの石を加工したものをボウガンの弾として使っていたこともあったらしい。
要するにグラインダー。MHGのオープニングの工房のシーンでぐるぐる回っていたのがそれでしょうかと。
天然で「円盤」で出て来るとは思えないので、円柱ないし円錐に形成される砂岩が輪切り(輪割り?)になって採掘されるのだ、ということにしました。トップの画像は加工後のグラインダーとして整形された後のものですね。
MHPまでは錬金調合に「円盤石×竜骨【小】→砥石」がありました。また、金属系の武器を作るのにこの円盤石を大量に要求されて「なんでやねん」と思った方も多いでしょう。これはこの石が武器になるのではなくて加工に必要だった、ということなんでしょうね。
無印にはこの石を加工した「円盤弾」というボウガンの弾がありました。大昔に緑色のプラスティックの円盤を撃つおもちゃの鉄砲がありましたが、多分それへのオマージュでしょうかと(笑)。実際ボウガンで撃てる円盤を絵にして描け、と言われても中の人には無理なのです。弦そのもので射出するとしても…特別なアタッチメントをボウガン側につけないといけないでしょうね。