大タル/大タル爆弾
骨大タル
組み立て式
大タル「中身の入っていない大きなタル」
大タル爆弾「衝撃によって爆発する爆弾。その威力は絶大」
一見して明らかなのだけれど、ハンターが爆弾として用いる「タル」は日常生活で用いるそれとは異なる。断面が八角形のフレームでできていて、組み立て式になっているのだ(鉱山などでもこれを用いる)。
まずフレームの側面に板をはめ込んでいき、爆薬を入れ込み、蓋を打ち込んで出来上がる。一般の樽が大変な手間と精密さがないとできないのに比べて、きわめて簡便に作製できる。
液体を入れて運んだりすることはできないが、爆弾の用途には十分だ。
金属製のフレームも複数回の爆破に耐えるので、大規模な狩猟でも羽目板の数さえ確保しておけばかなりの回数の爆弾使用を見込むことができる。加えて竜骨を加工して羽目板を作成する技術を持っていればフレームの耐える限り爆破し続けることもできる。
この竜骨にはアプケロスの甲羅を用いるのが一番良い。非常に加工がしやすく、入手もしやすい。
熟練ハンターになるとこのフレーム部分さえも竜骨とツタの葉で作ってしまうのだと言うだけれど…。
一般の樽
最初は左の様な普通の樽を描いてたのですが、これを実際作るのは結構精密作業なんじゃん?と思ったわけです。残念ながら中の人は実際に樽を作ったことはないのですが、上から膨らんでそこで又しぼむラインで板をキッチリ合わせて円を描く、というのは型が決まっていたとしても結構大変そうです。そんな手間をかけたものを爆破でボンとかちょっとなさそうな…。
大体この一般の樽は液体を漏らさない、内圧に耐える、転がして運べるなどなどの要請でこうなっているのでしょうが、タル爆のタルはそこまで精密である必要はないでしょう(火薬がこぼれなければ良い)。
そこで思ったのがゲーム中のあのタル。あれはポリゴン数の関係でああいったデザインになったのでしょうが、結構ありゃあ「アリ」なんじゃねいかと。八角くらいで組み立て式で良いんじゃん?みたいな(ゲーム中のは六角ですが)。そうなると「竜骨【中】」素材のタルというのもありそうな気がしてきます(笑)。
いや、「竜骨【中】×ツタの葉」による大タルという光景が思い浮かばなかったわけですが(笑)。一般タルの各板の様に骨を精巧に加工してツタの葉で束ねる、という作業を狩りの現場でやってるとこが、どーにも。
これがフレームに竜骨の板をはめ込めば良い、というならいけそうです。ツタの葉が宙に浮きますが。実際上の絵は結構きれいに「板」になってますが、現場ではちっとくらいいびつでもガンガンはめ込んじゃえばOKみたいな感じでしょう。ちなみにビッケはタルもみんな自前で準備の日々なんで、大タルはみんな骨大タルですね。
あ、でも本当は爆弾も「一般の樽」なんだと思いますよ?P2Gオープニングでアプトノスに積んであったり、アイルーが運んでたりするのも一般の樽ですし。今回はかなり「あたし的には…」ということでした。MH3ではすっかり「まるく」なってたりするかもです。それならそれで転がしたところを撃ち込んで起爆、とかしてみたいですが(笑)。
ところで大タル爆弾Gですが、これは「カクサンデメキン」次第、ということで頁を改めまして。