火薬草
「発火作用を秘めた不思議な草」
砂漠・火山に自生するサボテンの一種。高熱にあてたり、強い衝撃を与えると発火する。発火というより爆発なので、調合には細心の注意が必要。
調合レシピは…
×小タル→小タル爆弾
×ニトロダケ→爆薬
×はじけいわし→解氷剤
特に雪山では解氷剤が重要。雪崩に巻き込まれた際もこれで脱出する。
火薬草は水分のほとんどない様な土地に生えている。だから、その根は大きく、深い。「根こそぎ」という採取はまず無理だ。地表に出ている部分をカットして採取する。
ボウガンの弾に使用する火薬もこれから作るが、他の調合よりも注意が必要。微小な粉末状にまですり潰す必要があるのだけれど、力を入れすぎると爆発してしまう。慣れないうちは耐火性のミトンを使うべき。
常光で見たら…
火薬草です。草から火薬かよ、ということですが、リアルでも無煙火薬なんかはヨモギがベースになってたりします。
外見は「イラストレーションズ」から。旧火山にはこの絵柄で生えてましたな。ドンドルマ火山には…なんでなくなっちゃったのかしら?
旧火山での見た感じはもっと白っちゃけた感じで溶岩流の照り返しを受けてオレンジっぽい、という具合でしたが、サボテンなので左図の様な感じかもです。
解氷剤はビッケの言う通り雪山ハンターのライフラインなので、ポッケ村の住人は皆これの調合ができます。狩りでモンスターを相手にした時だけでなく、雪崩にあったり、雪崩で埋まってしまった通路(時には水路)を再開通したりと用途は多いのです。
ボウガンの弾ですが、例えば通常L2弾はカラの実を筒状にしてその先方にハリの実を仕込み、後方に火薬を仕込むことによって作ります。この火薬は火薬草を粉末状にしたものでしょう。
ところでそんな火薬草を遠くラティオの火山や砂漠の方まで採りにいってんのかよ、という点ですが(無論流通もありますが)、何も火山は「あの火山」だけではないわけです。沼地の採取とか、密林の採取とかもそうですが、単純な採取なら雪山周辺にも似た様な小規模な土地柄がある、ということで。ちょっと山を下りて2泊3かくらいで採って来る、という感じでしょうか。