カラの実
「中身のないカラの実。どこでも育つたくましい植物。畑に植えることができる」
ガンナーが真っ先にその扱いに習熟しなくてはいけないアイテム。
ここから弾を作る手際がそのまま狩りの良否に直結することもある。
手順はカラの実の中の種を取り出し、上下をネンチャク草の粘着液で接着し、両端をカット。一方に弾頭、もう一方に火薬を詰めるという簡単なもの。でも、これを狩りの合間に手早く行うのは長年の訓練なくしてはできない。
さらには、後になって使用する強力な弾を作る際にはカラ骨を用いるが、カラ骨の方が強靭な分扱いが難しい。カラの実による調合に十二分に習熟していないと難儀。
カラの実はどこにでも生えているけれど、ガンナーによる使用量も又多い。採取したらその場で中の種を抜き取り、その種はその地に撒いてくるのが礼儀。礼儀などと仰々しく言わなくても、それが未来の自分の武器になるかもしれないのだから、必ずそうする。
さて、ボウガンの弾ですが、ここに書かれた様に火薬を使用して射出するものがあるわけですが、この場合ボウガンの弦は撃鉄の役割を果たしていることになります。これは少しの「戻り」で良いので、一度引いた弦を何段階かにわけて「戻す」機構があれば、その分連続して弾を撃てることになります。通常L2が6発装填できる、というのは弦が6段階かけて戻る、という機構を指しているのだと思われます。
「リロード」という言い方をしてますが、ゲーム中の動作を見ても実際は「弾込め」ではなくて、弦を引く行為ですね。
一方で「多分火薬で射出していない」弾もあります。ペイント弾・回復弾・麻酔弾など。これらは火薬で射出するとその時点で弾頭が破壊されてしまうので、おそらく弦の戻りそのものでカタパルト式に射出しているんじゃないかしら(これが正しく「ボウガン」ではあるのですが)。これは弦の戻りを大きく使わないといけないので、1発2発ごとに弦を引く、ということになるでしょう。
この辺りが本来の装填数の多少なんじゃないかと思うわけです(および反動)。回復弾やペイント弾が装填数少なくて反動がでかいのが納得いかねえ、という意見を良く目にしますが中の人はこういった理由で納得してます。個人的には拡散弾もカタパルト式なんじゃねえ?と思うのですが…撃つと火炎が出ますね(笑)。
ま、この理屈を敷衍するとヘビィとライトの違いが…ありゃあ?…ということになっちゃうのですが。