HUNTER's LOG on PORTABLE

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2009.07.30 沁さん

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HUNTER's MAIL vol.4

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[ 名前 ] 沁
[ 件名 ] 怖い話を一つ
[ 本文 ]
どうも、気のきいた出だしが思い浮かばなかった沁です。

読みやすい文章は出だしが面白いという思い込みがありまして、特にそんな必要もない文章にすら、面白い出だしを求めてしまいます。
そしてくどくなる文章。
駄目ですね!

いやはや、tri-発売も間近でありますね。
今まではずっとジェネレーションギャップのある狩人だった私なので、今回こそは皆さんと同じステージに……!と、意気込んではみたものの、発売当日に参戦は難しそうなんですよね。哀しい。
でも皆さんの狩りの様子を楽しみながら、来るべき参戦の日を夢想しておりますよ!こちとら妄想には慣れている!

さて、雑記帳:ドラゴンにつきまして。
うひょう!ヨーロッパ!などと浮かれてはみたものの……キリスト教のドラゴンについては、なんというべきなのやら。私の父や祖父に見せたらどんな反応をするのかなぁ。牧師なのです。ついでに私もクリスチャンなのです。カトリックではなくプロテスタントですが。
いや、非常に興味深かったのですよ。ドラゴンを主軸に読み解くと、こんな解釈ができるのか!なんていう風に。そもそもプロテスタントの聖書に聖人伝説なんていうものはありませんしね。……知らないだけかしらん?
内部にいると、外部から見た姿というのがわからなくなるのですよね。別に私自身が神学を学んだわけでもありませんし、科学的、人間的なキリスト教、というのはかなり新鮮でした。
うーん、なんでしょう。私は何が言いたいのか?
……オラ、わくわくすっぞ!
うん、なんにしても毎回楽しみにしています、ということです。ヨーロッパのドラゴン2の続きも期待しております。

またも取り留めが無くなってしまったよう。読むのも大変でしょうが、どうかお許しください。

LOGさんにいうことではありませんが、サキムラさんが非常に羨ましい私です。私も中高と六年間、演劇畑にいたものでして。
高校で、ということは部活動になるのでしょうが、制約も多い分楽しさもすごいのですよねぇ。お金は学校から(全額ではないにせよ)出ますしね!演劇好きなメンバーが勝手に集まってきますしね!ああ羨ましい。
羨みつつ応援しておりますよ。頑張れサキムラさん!

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HUNTER's LOG

沁さんこんにちはー。

ぐはあっ、やっぱりおられましたかキリスト教の方。しかも沁さんが。いやー、こんなのクリスチャンの方が読んだら怒り心頭なんじゃねいかと戦々恐々としていたのですが……ごめん(滝汗)。でもあれですよ、沁さんも仰るように「外部から見た」不信心者が一生懸命考えた結果なんだと、この微笑ましい奴め、位に思っていただけると……ええ。少なくともカトリックにもプロテスタントにも「読めない」方法で読んでみせたと思っています。

聖人列伝の『黄金伝説』は一時期「聖書の次にたくさん読まれている本」と言われたくらいですから、逆にプロテスタントが「んな余計なもん読んでないで聖書に帰れ」と立ち上がった原動力の一つではあるかもですね。『黄金伝説』はカトリックの「外典」でもない聖書外の本ですよ?ていうかプロテスタントに「聖人」はいちゃいかんでしょう。イエスもマリアとヨセフの子ですし。

そういった意味ではちょっとプロテスタントの方にはピンと来ないところも多かったですかね。でも逆にプロテスタントの(というかルターの)思想の方があそこで述べたイエスの思想には近い様にあたしなんかには見えますが。カトリックは結局ヒエラルキーを再構成してしまって……とか書くとまた、ええ(笑)。

「ドラゴン」の続きは結局MH3フィーバー前にキリが良くいきませんで申し訳ないです。ま、どのみちあの後の「最後のウロボロスの尻尾」が異様に長くなりそうなんで、結局のところ秋へかけてズルズルいったと思いますが(笑)。

そのMH3ですが、そう悔しがらなくても8月中はカオスだと思いますよ、ネット上は。20日無料サービスとかで、空前絶後のネット接続状態になるでしょうね。間違いなくカピコンは読み切れてないでしょうしね(笑)。鯖が保つのか?つながるのかしらね。そんななんで落ち着いた「狩り模様」になるのはこれまた秋頃じゃないかしら。

サキムラさんはなんだか「オヤジキラー」と化しつつありますな(笑)。くっ!まぶしいぜっ!みたいな。ご本人は毎回モンハンと関係ないからと恐縮されてますが、もうあのノリで周囲のオヤジどもに「負けてられねえ」と思わせるお便りを下さるんで十分刺激的です。いやこの前のやり取りでも「tri-という舞台」とかあたし言いましたが、なんで今まで本家の演劇そのものとネット上のコミュニケーションを関連させて考えなかったのか……その内この視点からはなんか出てくるかもです。

あ、「怖い話」ってどこのことですの?クリスチャンも読んでんぞー、ってこと?いや、そうでしたら何ともはや……(さらなる滝汗)。

おまけ
ていうか『エッダ』はどうしたんです?ということであの辺のおまけ。

ユグドラシルが蛇だったとかまた大それたことを書きましたが(笑)、あれももう少し周辺につながりそうで微妙な糸があるのですよ。

そもそも「ユグドラシル」というのは「ユッグ(オーディンの別名)」の「乗り物」、という意味なんですね。オーディンの乗り物といったらスレイプニールなんですが、馬ですな。で、ゲルマンには馬と蛇のイメージを交換するコードがある、らしい。戦勝ないし戦勝祈願に武具や生け贄を泥炭地などに埋葬した、という話しはしましたが、そこでは馬が多く沈められた。これは戦死者が死後も馬を駆れる様に、ということではありましたが、一方で馬は地中で蛇になる、という発想があったらしい。つまり、その沈められた死者・宝を守るドラゴンです。ベーオウルフに書いた様に(ってまだアップしてませんが…笑)、死者そのものがドラゴンと化して宝を守るというイメージもありましたが、人馬一体という感じでしょうかね。

そう思えばスレイプニールというのは死者の国と地上を行き来する能力を持っている。これは本来蛇の能力ですね。その辺りの「馬(ユッグの乗り物)−蛇」のコードというのがユグドラシルに接続しているかもです。もっとも「馬」は馬で古代に膨大な伝承のコードを独自に持つ存在なんで難しいですが。

また、「乗り物」で行きますと、彼らは「海の乗り物」、すなわち「舟」を「海の樹」と呼んでたのです。北欧と言えばヴァイキング。ヴァイキングの舟と言ったら船首のドラゴンです。「舟−海の樹−ドラゴン」というのもつながっていく。このあたりも「ユッグの乗り物」という名の大樹の由来に接続するかもです。

スレイプニールや海の樹、そしてユグドラシルは、蛇神であった原オーディンが人型になる過程でパージされた人にあらざるイメージというつながりを持つ存在かもしれません。

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