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HUNTER's LOG on PORTABLE

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地域色という発想

村の子ビッケ Tools

なんだかこまい感じのタイトルですが内容は結構壮大です。
何となれば、かつて始めて即座に暗礁に乗り上げた「フィールドノート」の行き着く先がここだったんですよねー(笑)。

これは、その土地で生まれ育つハンターというものです。
無印・MHG・MHPではココット村(森丘)で、
MHdosではジャンボ村(密林)で、
MHP2・P2Gではポッケ村(雪山)で生まれ育つハンターなわけですが、これを各フィールドで、さらにはそのフィールドオンリーでやれんじゃね?みたいな。ていうかやって始めてそのフィールドの何たるかが分かる(分かった)ワケなんですよ。

とある地域で生まれ、一定の段階までそのフィールド「だけ」で育って行くという狩人の軌跡。これをやると本当にその地域に愛着がわきますし、今までまったく顧みてこなかった要素がクローズアップされてきます。

というわけで、今回はその中から「砂漠」を例にとった初動をご紹介いたします。

砂漠のハンター

先にテクニカルな点を。
この試みはフィールドごとに新キャラ作って、でも良いんですが、どのみち3キャラしか保存できませんし今のキャラを仮想的に新人に戻して、というので良いと思います(あたしはそうやりました)。

そこで問題になるのがアイテムボックスです。以前の「村ビッケ」篇で「ビッケの家計簿」なるものをちょこまかやってましたが、ああいった「仮想アイテムボックス」が必要となります。

これはもうちまちま紙片に書き留めたりしないでガッツリITパワーを活用することお勧めいたします。

データベースソフトや表計算ソフトが使うのが良い、ということですね。中の人は「Bento」というデータベースソフトを使っております。「弁当」ですね。名前はあれですが中身はMacでは大昔から定番のFileMakerというデータベースのパーソナル版ですんで大変しっかりしたものです。

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こんな感じ。外観を簡単に「それっぽく(密林版だったら緑とか)」できますし、表計算モードも優秀ですのでお勧めです。

さて、ではまずバックグラウンドですが、この村は砂漠の内陸部にある珍しいタイプの村。他の砂漠の村・街は大概海に面したり、緑のある地域に面する様に散在するのですが、この村はガチに砂漠の中の小さなオアシスを拠点としているのです。

その気風も「砂漠のものを砂漠のもので」という厳しさを誇りとしており、この村のハンターもそれを良しとして育ちます。

そんな村で生まれ育った「砂漠のビッケ」は…。

ボウガンを育んだ村

条件として、一定段階(モノブロス討伐)まで買い物不可・クーラードリンク不可・農場不可としました。タイヘンです。

まず砂漠にはアオキノコとハチミツがない。しかも薬草は暑さで減衰する体力のリカバリーにも使わないといけない(仮想耐暑アイテム)。んが、砂漠というのはこういうもんだろうという線がここです。このくらいの条件下で狩りを工夫して始めて砂漠の狩りらしくなる。

そこでまず思いましたのは、ここの人達はボウガン使うだろうな、という点です。何せ砂漠はアチイですから、なるべく大げさに動かない方法が採用されるはずだと。さらに回復薬事情がひどいんで、モンスターからのダメージは極力受けない方法がとられるだろうと(さらに拓けた視界・ひとつで色々できる武器である…等々)。

大体中の人はボウガンの弾の射出そのものに火薬草が使われていると考えているんですが、火薬草といったら砂漠です。カラハリといった基本素材も結構採れる。

そう思って見直してみれば、砂漠の代名詞ガレオスが武器になったら何になってるかといえばボウガンになってます。素材を使う武器は他にもありますが、ガレオスの存在を冠した武器はライトボウガン(デザートストーム系)とヘビィボウガン(サンドダイバー系)だけです。しかも共に色々な弾種を撃てる様に工夫されたボウガンですね。

こいつは良い、わけです。ボウガンは砂漠で育ったんだ、というのはどうか。ボウガンを育てた村なんだ、というのはどうか。

こんな感じで、砂漠の暑さの中をひいひいとよろめきながら「その村・その一族」のストーリーを考えてくのですね。

釣りに始まる

この線でやってみますと、具体的にはまずチェーンブリッツを作ってガレオスを狩りまくってガレオス装備とデザートストーム(サンドダイバー)を揃える、という所を目指します。これが結構大変。

釣りミミズを集める→地底湖でハレツアロワナを釣る(ホットミート調合)→カラの実(これは持ち込みながらでも)・カクサンの実を集める…を基軸に薬草・火薬草摘んだりしつつ、なんてやってて20分(1日)。後半ガレオスを狩るわけですが、このハレツアロワナからできた徹甲榴弾のありがたいこと。限られた数ですから一発で確実に叩き出して仕留めないといけません。この徹甲榴弾を一発外しちまうだけで相当ショックですよ(笑)。間違いなく砂漠のハンターの狩りのイロハはこの「ハレツアロワナさばき」を学ぶ所から始まると言って良いでしょう。

さらにはこの段階ではまだ通常L2なんていう「超強力な弾」は使えませんので(通常L1を常用)、道々摘んできたカクサンの実からできる拡散弾L1が心強いのです。徹甲榴弾で叩き出して、のたくってる所へ拡散弾。潜られる前に通常L1でとどめまで持って行く。徹甲榴弾を無駄にできないだけでなく、減衰する体力との時間の勝負でもあるんです。これが砂漠の狩りだ、という感じですね。

んが、そんな感じでクエスト時計が赤点滅するまで頑張って「砂竜の鱗×3」とかです。一式揃う日は遠い。でも、遠い分この一式への期待は膨らみます。と、言いますかこの段階でガレオスはもう大変特別なモンスターであることが実感されますね。ガレオスは狩りの対象であるとともに、砂漠の民にとっては力の拠り所であり、生活の礎です。ガレオスからできる武器防具に頼って彼らは砂漠で生きて行く。

ガレオスなんていったら「ウゼエ」の一言ですまされる場合がほとんどですが、もしこの村出身のハンターが聞いたらきっと怒るでしょう。そのハンターは自分がガレオスの化身であることに誇りを抱いているはずだからです。

火薬を扱う民

火薬草はボウガンだけでなく小タル爆弾にもなります。大タル爆弾や音爆弾にするための「爆薬」はニトロダケがないとできませんので、これの採れない砂漠ではあまり使われません。

ということでにわかにクローズアップされるのが「小タル爆弾・小タル爆弾G」です。ここではこれまでの「縛り」と逆の面もあることを。このケース砂漠のビッケには限定的に最序盤から錬金術の使用を許可しています。すなわち「トウガラシ×もえないゴミ→火薬草」「竜骨【小】×ネンチャク草→小タル」です。特に小タル。

もともと中の人は「錬金術」とは別に魔法の様なものではなくて、ハンターからハンターへ、一族から一族へ伝わる秘伝の技術なんだと思ってるのですが、このケースがまさにそれです。

砂漠ではとにかく竜骨【小】が最初からいっぱい採れるのですが、これを小タルにする技術はこの村では必須で教えられるだろうと思うわけです。さらにこの小タルとたくさん採れる火薬草で小タル爆弾。さらにさらに「ハレツアロワナさばき」も基本ですから当然小タルG。ということで、この村のハンターは小タル爆弾を使う工夫を大変高めてるんじゃないかしら、と。
特にダイミョウ戦でのガードを崩しながらの小タルG連爆は華ですね。

小タル爆弾なんていったら世間では「起爆剤」の位置づけですが、その威力はノーマル20(×10個所持)・Gで30(×5個所持)。大タル爆弾がノーマル80(×3個所持)・Gで150(×2個所持)。つまりボマーがついたら結構非ボマーの大タル使用に迫る火力を(ひと枠単位だと)出しちゃうんですよ。この辺も「この一族の業」という位置付けではじめから発揮して良い感じがします。ボマーは爆師珠を使うことになりますが、これもゲーム進行関係なく初めから装備可能、という感じで。

ストーリー次第では縛るだけじゃなく先へ行っての要素も投入可、という柔軟性があると良いのですね。

ゲーム全般を見れば小タル爆弾の工夫なんてしても特にメリットはないんですが、「砂漠のハンター」にとっては重要なわけです。きっとそのハンターは砂漠の外へ出たときもその技術を矜持を持って使うんじゃないでしょうか。そういう居住地域に根ざした狩りのスタイル、というのもあって良い、そう思うんですよ。

ひとつの狩りのスタイル

そんな感じで「ガレオスの化身」となっちゃったら武器・防具的にはもう村下位最終盤、砂漠の王であるディアブロスにだって挑めてしまいます。
無論その間も砂漠オンリーであっちでカラの実を拾い、こっちで火薬草を摘み、とやって行くわけですが(モノブロスくらいで「虫あみ」位は購入可、「カラハリ」くらいは農場栽培可)。

これだとずっと貫通L1が使えないわけですが、それもまた砂漠というのはそういう所なんだということです。温暖な地域で当たり前に使えるアイテムも砂漠にはない。でもないなりに工夫して狩りをして行く。それがそのハンターの狩りのスタイルになる。

こうして裸一貫から砂漠の王までを砂漠のみを舞台として狩り進めて行くと、それはそれは「砂漠のハンター」に中の人までなってしまうのです。もう一週間もやったら砂漠しかないゲームな気がしてきます(笑)。

そしてそれはかなり濃厚に想定されていたハンターのあり方だったんじゃないかと思います。無印においては、村なんか当初はなかった。ネットプレイだけじゃ買う人いませんよということで後から付け足されたのがココット村です。その後村の重要度が増して、そこからスタートするゲームなんだというイメージになりましたが、それは違ったんじゃないかしら。無論チュートリアルステージとしての森丘というのはあるでしょうが、それにしろココット村にしろ、それはひとつの開発側から提示される「お手本」に過ぎなかったんじゃないかしら。

最初に選択するキャラクターの造形の幅とか、それぞれの地域に低から高レベルのモンスターが連なっていること。同様に武器が連なっていること。ミナガルデやドンドルマに集まるハンター達はそれぞれ出身地方を持つ、それぞれの地域の特色を反映した狩りの手法を持つハンター達としてイメージされていたのかもしれない。

「砂漠のビッケ」
それはそうであったかもしれないハンターの姿なのかもしれません。

おまけ

砂漠でボウガンが発達したという点が気に入ってんですが、続いて作製できるボウガンもバスタークラブといい、ジェイド系といい威力よりもバランスに秀でているものが目につきます。回復事情が苦しい砂漠では色々撃てるボウガンで互いにサポートし合いつつ集団の狩りを展開して行った、という光景が目に浮かびます。

んが、最後に出て来るのが一転して高火力で扱える弾種を絞りに絞った「デュエルキャスト」。ここがドラマチックです。デュエルとは決闘のことです。思うに、上の狩りの集団を率いるリーダーたる証を得るための試練が砂漠の王、ディアブロスの単独討伐なんじゃないかしら。そしてそのために開発されたボウガンがデュエルキャストなんですよ!

うおぉ!これはアチイぜっ!
デュエル愛好家の方は何はさておき今回の「砂漠のハンター」をイチからやらねばいかんですよ!…いや、気が向きましたら、是非(笑)。

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