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HUNTER's LOG on PORTABLE

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2009.04.19 Vishnuさん

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HUNTER's MAIL vol.4

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[ 名前 ] Vishnu
[ 件名 ] そざーい
[ 本文 ]
はいどうも 私は今年受験でなかなか忙しいビスです^^;

ハンターがモンスターを狩るのは、やはり人間に害があるからというなかなか身勝手な理由だと思います。

あと私が考えるに、モンスターの素材の使用方法は家具とかだと思うんです。
集会場に飾られているように、剥製を飾ったり甲殻などは机に加工したりするのではないでしょうか?竜骨小に至っては、生活に欠かせないとまで書かれています MHPの取扱説明書には、クック(?)の甲殻を加工したような机が書かれていますし、光蟲はランタン代わりに使われるような案もあったようです。(イラストレーションズに確か・・・?;;;)
所で、一つ疑問に思う事が・・・

木材って何処で仕入れるのでしょう?
森はモンスターの住処になっているはずですよね???
実は建物も骨素材で出来ているのでしょうか・・・?
分からなくなってきたのでそろそろ退散・・・; しつれいしましたー

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HUNTER's LOG

Vishnuさんこんにちはー。
おひさー、と思ったらやっぱそうか。受験だと思った。あんまりMH3で舞い上がってちゃダメじゃないですか。やっぱね、人間歯噛みしながら堪える時期がないとダメですよ(どの口がいう…笑)。

お返事遅くなっちゃいましてごめんなさい。ま、以下の様な具合ですのでやむなき……(笑)。

これは前回の胴無犬さんとのやり取りを受けてモンスターから得られる素材の行方、という話題ですね。家具かー。おそらく家具の中でも超高級品(の装飾)となるでしょうね。大体モンスター素材ってのはリアルの世でいう所の象牙とか鯨の髭とかああいったものにあたるんじゃないかと思うんですよ。

と言うのも、この問題はそうそう早まった見解は出ない系でしてね(笑)。実に色々なことが「分からない」。あの世界の広さ・総人口・ハンター人口・モンスターの存在確率・狩りの頻度……つまり需要と供給の分母も分子も「何一つ分からない」。

でも良い機会ですから一通りアウトラインをなぞってみましょうか。

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「世界」の人口分布

大雑把に考えていきますと、あの世界のあの地域の人口は中世ヨーロッパくらいかな、という感じ。リアルの産業革命以降の人口爆発状態がかつてあって、そのせいでモンスターとの大戦が起こり、がくっと減って中世ヨーロッパ状態に戻りました、みたいな。

その中世ヨーロッパの人口が5000万人くらいですね。でもその「大地」は東は旧東欧諸国くらい、南は北半分のアフリカくらいありそうですから、平均的な人口密度はより低い、みたいな。一方、その人口の大部分はヴェルド周辺(フランスな感じの位置)に固まってそうではあります。

で、地域のセンターとなる中小都市の人口は大概1万人以内。中世ヨーロッパ最大の都市パリの人口が5〜15万人ですが、ヴェルドやリーヴェルがそのくらいかしら。比定しているモンハン世界の都市というのも「ハンターの都市」じゃないですよ。一般市民の都市です。

で、都市の数が北フランスに200で平均5000人規模としますと都市民が100万人(みんな超概算ですよ!)。北フランスの総人口が同時期1000万人強としても1割ですね。

このまま当てはめますとモンハン世界も
総人口:5000万人
都市民:500万人

となります。

残りの4500万人ですが、これはやはり農村主体だと思います。この規模の人口が農業無しに成立するわけない。ていうかその内ハンターはどのくらいいんのかと言いますと…一説300万人ですが(ポタ的な意味で…笑)…多分そんなにいない。

「ハンターの都市」は、おそらく5〜6(ギルドの「長老」の人数がそのくらいなんだそうな)。これはミナガルデ・ドンドルマみたいな都市ですね。で、そのハンター都市の人口を上の一般市民の中都市クラスとして1万人。その内半数がハンターとすると「上京ハンター」はせいぜい3万人位。さらに地方の村々から2〜3人くらいづつ「上京」してきているとするとあの世界には「地方の狩りにかかわる村(街)」が1万から2万あることになります。そんなにあんのかよ、とお思いかもですが、狭い日本の江戸時代だってもっと村の数は多かったです。で、「村」の人口なんてせいぜい数百人。平均500人規模のハンター村が1万あったとしたって「狩猟関係の人口」は500万人。しかもその内「ハンター」ときたら半数以下でしょうから、結局あの世界のハンターは200万人ちょっと、さらに「いっぱしのハンター」となればパレートの8:2の法則で(全体のパフォーマンスの8割は構成要因の2割の部分が叩き出す、という夢もチボーもない法則…笑)40万人くらい、ということになります。上の都市民以外の総数4500万のうち40万と言ったら1%以下ですね。

ま、全編いい加減な数字なんですが(笑)、でも結構こんなもんじゃね?という感じもします。重要なのは具体的な数字ではなくて「その程度の割合しか占めてないのがハンターの存在」ということです。モンハンの世界はハンターで成り立っているように錯覚しがちですが、それは多分違う。ハンターという存在はそもそも相当に少数派なんですよ。

さて、これが供給源としますと、あの世界の人々の日常にモンスター素材のあれこれが行き渡る、というのはちと疑問となります。先に家具であるとしても超高級品の装飾くらいかしら、と言ったのもそんな所ですね。大体普通に流通していたら大都市の人がモンスターはおとぎ話、になんてならないですしね。

となるとモンスター素材の行方も少数のニッチの方へ行きそうです。一方では希少価値をうたった贅沢品のたぐい。リアル成金の方が虎の敷物だとかなんだとかを敷く様なものです。実用的にはより半公共的な…特に交通機関の素材とかはどうかしら。商隊の荷車や、船団の船の構成部位とか。あとは軍隊など。この辺王家貴族がハンターにかかわってくる理由となりますね。

また、医療品、特に薬への需要は結構ありそうです。これは一般市民への供給もそれなりにあるかもです。ガレオスのキモも珍味であるというだけでなくて、粉末にした強壮薬とかになってる…とすると錬金の狂走エキス調合にも関係してきますね(笑)。

モンハンは開発当初もっとトレジャーハンター的な指向が強いものになる予定もあった様で、つまりハンターというのはそもそも相当冒険的なレアな職能であるというイメージがベーシックかもです。

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モンスター

ひとりのハンターは年にどのくらい狩りをするのか……ゲーム的な表現と「あの世界があったとしたら」で考える像とが大変乖離している点が「ここ」なんですよね。ゲームとしてのモンハンはアクションゲームですからそもそも時間軸(というか歴史的経過)が捨像されています。サザエさん的宇宙ですね。何回でも「その日」が繰り返される。だから、何度でも繰り返し狩れる。

んが、その辺取っ払って実際の時間軸においたらどうなるのかと言うと、これが大変難しい。極端な話、グラビモス・ディアブロスあたりでもう「一生の間に挑まないハンターの方が多い」くらいになるのじゃないかしら。毎年何十頭もあれが狩られるとしたら、わざわざ第一王女の勅が出たりしなさそうです。亜種なんざは論外ですね。ありゃあ本来ハンター一世代のうちにその存在が流布したら大騒ぎくらいのものでしょう。

ですんで日常的に狩るモンスターはいわゆる雑魚モンだけですよ。これだってひとりのハンターは半月に一度狩るかどうかくらいだと思います。

で、1年のシーズンに依頼があるかどうかが、ドス系・クック・ゲリョ・ババ・「半」ダイミョウ(絶対モノの頭骨じゃないヤドを持つダイミョウ「普通種」がいるはず…笑)。"a side story"ではこのクラスを毎週のようにビッケがやらされたんでシャーリーが爆発したわけです。

それ以上となったらおそらくチャンスがあって十年に一回。各ステージの最高☆数のクエストはもう生涯チャンスが回ってこないハンターの方が多い、くらいでしょう。ちなみにうちの想定ではジゴロウが生涯に狩ったモノブロスの数は「2」。ゲーム中ではジゴロウからビッケで600頭オーバーのモノブロスが狩られているわけですが、「あの世界的には」ジゴロウが2頭狩っただけなのです。若い頃に1頭。ジゴリオ篇の未来にもう1頭。そんだけ。これだって「モノブロスが出現したら優先的にココットに連絡が行く」という「習わし」故なんでして、つまりジゴロウ現役時代に出現したモノブロスの数がそもそも2頭きり、なのです。

これはその「人間に害があるモンスターを身勝手に」という点にもかかってきまして、まあ、人間ですから身勝手なんですが(笑)、根本的に「人間」の出る幕というのがあの世界では大変小規模なんだと思うのです。すべてのハンターがハメを外して全力で日々モンスターを狩りまくってもまず1%を消滅させることもできない。上の人口分布と合わせてみても、もしかしたら大地の99%は普段人間は足を踏み入れていない。

いや、これは膨大な狩り場の面積を含めてですよ?人間だけですと例えばリアル60億の人間をきっちり立たせて並べてもせいぜい琵琶湖がうまるくらいだそうで、地表面積に占める割合は0.000…要するに0です。

ま、どうにも仮説に仮説なんですが、でもこのくらいの1%以下の世界、というのがあたし的にはしっくり来るでしょうか。

まーだからというわけじゃないですが、一般的には家屋とかも木材でできてますよ。いや実際ゲーム中の家も木造ですやん(笑)。強力なモンスターのいない地域の木材で十分まかなえるくらいしか人間がいないのだ、という感じでしょう。都市とかは石造りでしょうかね。大体骨素材の加工というのもモンスターの体液で軟化させての技術以降ですし、あれも工房の独占技術っぽいですね。他に使うとしたら上に述べた荷車・船系かしら。

あ、アプトノスは別でしょうかね。あれはあの世界の「ポジション:牛」くらいでしょうから竜骨【小】は、その辺のカテゴリとなるでしょう。

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非日常を引き出す

まとめますと、あの世界でモンスターハンターが果たしている役割というのは、もう相当にレアな職能だということです。「ナウシカ」でナウシカが王蟲の抜け殻を見つけて一部持ち帰りましたが、風の谷の爺連中だってあんなの初見でしょう(笑)。モンハンの世界もそんなものじゃないかしら。

逆に言ったらそのくらいモンスター素材というのは強力な代物なのです。だからギルドの強力な管理下にハンターは置かれる。多くの人々がその強力さを知っちゃって、それを求めてモンスターの乱獲が始まったら……そこにはかつての人とモンスターの存亡をかけた大戦の再現が待っているということです。

リアル世界の狩猟民もテクノロジーと自然のバランスには大変敏感でしたが、そのアンバランスで人の世界が壊れかけた、ということはなかった。今壊れかけてますから(笑)、未来にそれは実感されるでしょうか。でも、あの世界の人たちは一回(あるいは数回)壊れかけたことがあったことを記憶しているのですよ。

ですからハンターたちが人の世にもたらす「素材」とは、あの世界を構成する「1%」の非日常的で掟破りに強力な「贈り物」をどう使うか、という視点になりそうです。関わり方を誤れば人の世界を壊してしまう。ハンターの存在意義も、プライドも、狩りの既定も、その辺りの「希少性・危険性」をベースに敷いて考えていく必要があるのじゃないかと思います。

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