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「弾」のイメージ

村の子ビッケ Tools

ボウガンの弾ですね。今回は細かな所というよりも全体を見渡すイメージと、そこから導かれる準備の仕方、弾素材の調達の仕方、といったあたりを。

まず、多くの弾種はガンナー本人が調合して準備する所に重要なポイントがあると考えます。それをふまえた上での店での購入だと。購入するのは過程のスキップになるのです。早送り機能ですね。早送りは良いのですが、そこに「過程」があることを失念してやってはよろしくない。早送りするためにはするための通常スピードの実体がないといけない。

その実体とは何だ、ということです。この手の話題には毎回これつけないと無用な誤解を招くので(笑)、またつけますが「そうなのだ、そうでなきゃいけない」じゃないですよ?そう考えることで得られるもの、ということです。

さて、中の人は店に売っているのはごく限られた弾だけだ、と思っています。支給品に入っている弾種、くらいでしょうか。ぶちゃけ「L2以上・属性弾はみんな売ってない」で良いと思ってます。

弾の製法

そんなマゾい…ということですが、これは「弾の製法がどう伝わるのか」という点にかかってきます。
弾の製法、それはガンナーの業の一環だと思うんですよ。それはガンナーを志すことを表明し、一定のがんばりや成果を修めて初めて「先輩ガンナーや師匠から教えられる」。高レベル弾や属性弾というのはそういうものだと思っているのです。だってその方がカッコいいじゃないですか。

また、これは「地域色という発想」で示した様なあの世界をディープに捉えた試みへ発展させる時になくてはならない視点にもなります。そういった地域差はガンナーにおいては使用する弾の傾向に直結して反映させることができる。その土地にランポスがいないなら、いくら便利で強力でもそのガンナーは貫通L1をあまり使わない。

地域性ということに限定しなくても、実際素材を集めて弾を作って行けば、その人その人ごとに「集めやすいイメージの素材」と「ちょっとこりゃやってらんないイメージの素材」というのが出てくると思います。日常的に手間のかかる最善手よりパフォーマンスが落ちても楽ちんな次善の手でお茶を濁すという私たちですんで(笑)、収集が苦手な素材の弾は良手と分かってても使わなかったり…というのはむしろ大変「リアル」な選択だと言えるでしょう。

ま、それはともかく「製法の所在」がどこにあるか。それが「弾」という存在を深くストーリーへ入れ込んで行く要でしょう。それをハンター側におくことで、ボウガンのチョイス−弾−その素材と調合−素材のある地域−ハンターの住む地域といった要素が俄然立体感を持って立ち上がってくる。店での購入が「早送り」でなくて「当たり前」なんだと思ってしまえば、そこには何も投影されない。その弾がモンスターへ与えるダメージ特性がすべてでおしまいです。

素材の調達

さて、今度はそういう視点で弾の素材を調達して行くことで得られる「メリット」とは何だ、というお話です。すでに上や別頁でも繰り返している様に、それはその世界をより色濃く立ち上げて行く手法ではあるんですが、今回はそこではなくて、少々卑近な所を見てみます(笑)。

そのメリットとはズバリ「日課ができること」です。
弾素材に限らず薬草やアオキノコでもそうですが、それを集めて回るというのは一旦習慣化してしまうと何の考えも要らない。これはね、老婆心ながら言わせてもらいますと結構重要なことです。

惰性で繰り返す、というのと日課というのは違います。日課というのは納得による行為の日常化です。あるいは自覚的な選択です。そこを通してテンションというのは繋がって行く。

何かをやるということに関して、やりはじめというのはテンションの高い状態が続き、それを続けることに何の疑念も抱かないものですが、そのテンションはすべからくやがて波形を描き、一定の値を超える間隔は広がって行ってしまう。このテンションとテンションの間が繋がらないほど広がることをなんと言うかというと「飽きる」と言います(笑)。そして、そのような緩やかな波形を描くほどに落ち着いた状態でテンション間を繋いで行くものこそ行為の日常化、日課化かに他なりません。

テンション間が広がりすぎてしまう前にその日常化が構築されるか。何かを超長期に渡ってやるというのはそういう時間との勝負みたいな所もあるのですね。

モンスターハンターの世界がどんななんだろう、なんていうのも「考えよう!」と思ってづらづら出て来る様なものでもありません。それは「考え無し」で延々繰り返される日常の中から出て来るのです。

無論何を通して日常化を行って行くのか、というのはその人その人、そのハンターそのハンターで違って来ることです。素材の採取や弾の準備などはその一例に過ぎない。でも、このような一例を通して自分にとってそれは何かと問うのは無駄ではない。

あの世界のハンター達が何を日常としてその世界を繋げて行っているのか。それはまた、日常化されたモンスターハンターといったこちら側の視線の中から明らかになってくる。あるいはそこからしか明らかになってこない。あの世界でひとつひとつの弾を調合して行くハンター。そんな所にその二つの日常のイメージが重なるのだと、そう思います。

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