HUNTER's LOG on PORTABLE

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2008.12.08 Vishnuさん

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HUNTER's MAIL vol.1

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[ 名前 ] Vishnu
[ 件名 ] ボウガン
[ 本文 ]
何故、私はボウガンの薬莢の小さい方がカラの実やカラ骨だと考えたのか、今からの戯れ言はそれを述べたく思い至った事によります。
LinkIcon前回のお便り

◎ 何故そう思ったか
まず、ボウガンの威力は中に詰める火薬の量とバレルの長さだと思っています・・・。(どうなんでしょう??)
 そうするとそれぞれのボウガンに適した銃口の口径が、存在するはずです。
 そうなると商店に売られている既存の弾丸ではもちろんサイズが合いません。
 44口径にBB弾(もしくは銀玉鉄砲の弾w)を突っ込んでもまともに飛ばない、撃てるかどうかも怪しい・・・と言うことですかね・・・?
 そこで加工屋は内側に既存の弾丸の径を、外側をボウガンの口径を彫り込んだ薬莢を作った、と言う考えに至りました。大きさはデフォルメで^^;w

 そもそもこの考えに至ったのはカラ骨の説明を見た時でした

「脊椎を利用した骨の薬莢。」この後カラ骨の強度の記述になります。
 動物の脊椎は確か筒状だったような気がします。
 それにこの説明には何故脊椎の強度が表記されているのでしょう? 
 私は一度あるグレーネードの薬莢を見たことがあります。
 薬莢の中心には出っ張りがあり、一度に大量の火薬に引火させる事が出来ようになっていました。
 つまりその部分が「カラの〜」に当たるアイテムなのではないかと考えたのです。
 つまり、薬莢の強度は火薬に引火させる前にそれが砕けない為の強度、と言う事ですね。
 砕けたらボウガンが目詰まり起こします、いつかのOPみたいに。
(レベルの低いボウガンで高いレベルの弾丸が運用出来ないのは、弓の力を用いた撃鉄の威力が弱すぎて空気の圧縮と起爆が行えないから?)
 そして、拡散弾 散弾 今は無き円盤弾の存在。
 これらの事柄から私はこの前の結論に至ったのでした。


 ・・・まあ、考えれば考える程、色々な疑問が出てきて、想像の中でのモンスターの世界がリアルな質感を与えるようになっていてしまいますけどねw

長文失礼致しました。

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HUNTER's LOG

Vishnuさんこんにちはー。
うおぅ。これは…

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という感じなんですかね。
ていうかどこでグレネードの薬莢なんか…(笑)。

んー、まあ「カラの実」で描いた弾の作り方は公式設定のものなんで外側がカラの実とかだとは思いますが、火薬と起爆の方法に注目すると大変な難問への考察が開けますね。すなわちボウガンの威力がなんで決まるのか、という問題です。

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弾の調合

ボウガンの威力

前回あたしが書いた様な撃鉄系の発射機構ではボウガンごとの強弱というのが空気化しちゃうんです。ですんで実はこれ、超スルー課題でした。そこに疑問を抱いてはイカンのニャ!みたいな(笑)。でもVishnuさんのお便りでひらめきましたよあたくしは。
んまあバレルの問題はさておくとして(笑)、お便りにあるグレネードの薬莢機構に鑑みるならば起爆の仕方・仕組み次第で同量の火薬でも威力が違ってくる、という線がありそうですね。

あたしはやはり弾そのものは規格が決まってるんだと思うので、使用するボウガンで弾の火薬を変えるというのは面倒くさすぎに見えます。でもこれが「起爆の仕方で威力が変わる」となるとVishnuさん式にしろ、前回述べたビッケ式(?)にしろ、そのボウガンの弓の質によって威力が違ってくるというのもありそうです。老山龍砲の弓は戻り速度は遅いけど力積がデカイから大火力を発生させることができる、とか、ナルガ素材だと瞬発的な戻りをする弓ができるから装弾数を上げられる、とかね。

これとフレームそのものの耐性とを掛け合わせるとボウガンの威力の差というのは出ますね。

高強度のモンスター素材で作られるボウガンは「強い起爆方式」に耐えられるのでそれに見合った弓が使用でき、同じ弾をより強力に射出できる。この「強い起爆方式」が入ると入らないではずいぶん違います。これならライトとヘビィの違い、というのも書き分けられそうです。

ていうかそれがどうかしたのかよ、というマニアックな展開に見えるかもですが(笑)、これは「相棒としての一丁」という点に強力なテコ入れをしますね。

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MHG OP

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「老山龍砲と歩く」
『村に帰って、机について』
シュガシュガさん

何を捨てたのか

特定の武器に思い入れるということはその武器の特性を考えてそこにその武器の成り立ちなんかのストーリーを織り交ぜていくことになるのですが、忘れられがちな視点として(例えばボウガンだと)「何が撃てないのか」という負の面を見る、というのがあります。

何が撃てるのか、というとこだけ見ちゃうと何でも撃てるクイック系最強でFAとなって、みんな撃てる様にしれーjkとかになっちゃいます。

しかしあたしはやはり、
「○○を撃てない様にしてまで○○という機能を追い求めた」
これがボウガンの特性を最も良く表す様に思いますね。

例えばシュガシュガさんなんかは老山龍砲は工房の希望の象徴なんだと仰る。便利に扱える弾種を「捨てて」までL3弾の大火力射出という火力に特化した、工房がハンターに託すの希望の砦であると。

あたしはこのストーリーが大好きなんですが、ここの「なんで捨てなければならないのか」を上の「起爆の仕組み×フレーム耐性×弓の特性」あたりの3体問題にかけて装填の仕組みとかと組み合わせるとそれなりに説得力のあるボウガン特性が出る様に思います。
で、そうやって説得力を持たせちゃう、ということをやったら、もうその愛機への確信度合いたるや3段抜きくらいに上昇しちゃう様に思いますね(笑)。クイック系で貫通撃ち込みまくる方が簡単に倒せんじゃん、とか言われても「それがどうした」くらいのことは胸を張って言えそうです。

やはり「最近の武器」というのはこのようなバックグラウンドよりも「こういうタイプはなかった」的な感じで扱える弾種や装填速度が決まって来てるものが多い。それはそれで良いですが、やはり上の述べてきた様な強力なバックグラウンドの構築できるシリーズは「枢軸」としてあって欲しいものです。

MH3でもこうやって「どうなってんの?」とマジになって考えられるボウガンの魅力が引き継がれていることを願います。いやホントに。

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