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HUNTER's LOG on PORTABLE

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2009.06.25 沁さん

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HUNTER's MAIL vol.4

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[ 名前 ] 沁
[ 件名 ] ギリシアキター!!!
[ 本文 ] いやさ、沁です。
ながかったなぁ。
どっとはらい。
じゃねぇ!

とか、

恋愛かぁ……青春だなぁ。
自分は恋愛したいとも思わなくなったなぁ……。

とか、

思っている間にギリシアキター!!!
おおお、ついに……という感じですね。わくわく。

しかし龍学ですか。雑記帳:ドラゴンシリーズを読むだけでも、相当の奥深さを感じましたから……わあ、大変だ。ライフワークだ。
頑張ってくださいねー、で、締めようと思ったのですが、頑張ってどうにかなるようなスパンのものではないような気もしますね……。あはははは?

私はこの間、初めてモンハンのオフ会(mixiコミュ)などというものに参加させていただいて、高次元の狩りを身を持って知らせていただきました。

……あんなにはなれねー!

巧くなりたいとは思いつつ、自分は自分に出来る範囲で楽しめばいいや、なんて諦めている今日この頃。練習ギライなのさっ!
ナルガにランスが楽しいです。

相変わらずまとまりのない文章で申し訳ありません。まとまりのない人間なものでして。
では、貴サイトの更新を楽しみにしつつ。

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HUNTER's LOG

沁さんこんにちはー。

いいんですよ「どっとはらい」で(笑)。ありゃ、ひとつお話が終わるごとに言うんです。ていうか、

>自分は恋愛したいとも思わなく……

って、ナーンで皆さんそんな……まてよ?お若い方がそのノリでオヤヂになったらどうなるん?はっ!もしや「オヤヂ」って絶滅危惧種なんじゃないのか。オレ様希少種?こっ、これh…(ry。

あ、それで思い出した。読みましたよ『QED』。面白いですね、あれは。特にあたしも若い頃は梅原猛氏の「怨霊史観」に大コーフンした口ですから、なんだか大変懐かしい気もしました。なんか伝承ものに無縁の方が読むと無理矢理に見えるかもしれませんが……結構ああいったのはあるのですよ。例えば読んだ中で一番無理矢理臭かったのは『式の密室』ですが、あのたぐいの話は中国にある。

ある日旦那旅行で奥様不倫。いざことに及ぼうかといった時に何故か旦那帰宅。良くあるパタンです。スワ一大事と慌てますところ女中がひらめきまして、通い男を裸のまま髪の毛ぐしゃぐしゃにして家から走り出させる。旦那はびっくりして家に駆け込み、家族の無事を確認する……というか「何慌ててるの?」という感じの奥様方。で、旦那が今これこれこういう男が走りでてきて、と説明しますと家の者達は「私たちは何も見ませんでしたよ」とぬかす。旦那が「わたしは鬼(き)を見たのだろうか……」と言いますと、そうだそうに違いないと女衆。ああ良くないものを見たどうしようとうろたえる旦那……。

という話が「ドラゴン:中国」でも出てきた韓非の『韓非子』にあるのです。この時代(戦国末期)の中国の人には通用する価値観ではあったんですね。これ。あれ?なんでオヤヂの主張からこれを思い出したんだ?

ああ!そう!言いたいことはそこじゃねえんでした。

確かに『QED』は面白い。
んが!それはともかくひとつ言いてえ!
なんでああいった探偵ポジションにはかわいい(と、思われる)アシスタントの娘が必ずつくのか!しかもいちいち感心してくれるしっ!……と。

うらやましいじゃねえかっ(爆)。

現実じゃあ上のような話を紹介したって「ナゲエよ(あくび)」とかじゃんっ!

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『絶望先生』より ©久米田康治、講談社

元祖のシャーロック・ホームズのかたわらにはむさ苦しいワトソン君しかいなかったのにっ!のにっ!

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閑話休題。
うーん、「学」と言っちまったからには仕方ないですね。あたしの知るかぎり人類史上「終了した学問」というのはねえんでして、つまりずっとやるか途中でやめるかの2択となります。ウィトゲンシュタインは「オレは哲学を終わらせた」くらいに思ってたかもですが……自分で再開してますしね。

おお、まだオフ会も盛況なんですかね。なんかP2Gスペシャルパッケージとかここに来て出るらしいですし。新米ハンターズパックとか言うからいよいよ入門用の動画とかつけてくるのかと思ってちょっと色めき立ちましたが……ありゃあどこが新米ハンターズパックなんだ?ていうかあれ「ラージャンゴールド」とかあったらフラフラ買っちゃう方が多かったんじゃねえかと……(笑)。

ひめなんかもよくオフ会行ってましたが、ある程度の期間やりつづけている凄腕ハンターは結構おおらかな方が多い様でしたね。もっともオフ会は直接会ってるというのがあるでしょうからネットとかでどうなるかは分かんないですが。時期的にもさすがにがつがつ素材集めという方もおらんでしょうから、比較的自由に何でもオッケーなんじゃないです?

あ、でも初参加か。これからそういう機会は増えんですかね。そうなると「不死虫・竜の牙・竜の爪」自前で集めましょうハンター生活(笑)、が、スタートしましょう(ナンだその日本語は)。これはね、一種のプライドになりますよ(笑)。

爪牙あたりは…まあ、下位簡単のゲリョが鉄板なんですが…そこを多少効率を落としても村長さんティガとかにしますと、練習嫌いでも自然と繰り返される。おかげさまで雪山ティガ率が上がり過ぎて、たまに砂漠ティガの大運動会が始まるとゲンナリすることになるのですが(笑)。

さて、「ギリシアキター!!!」とか、よもやあんな七面倒くさい記事で言っていただけるとは恐悦至極です。というわけで、おまけのボーナストラック(笑)。

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蛇・蛸・蜘蛛

何となく交錯するポイントがありそうであっても、中々本筋に載せるに至らない、というものが結構あるのですが、メドゥーサ絡みにもあります。

メドゥサはもとは美しい処女でありました。ことに髪の毛を何よりの誇りにして、アテナとその美しさを争うようなことをしたために女神からすべての美を奪われて、美しい巻毛はことごとくひしめく蛇と変えられたのでありました。彼女はとうとう残酷な怪物となってしまいました。そうしてその顔つきがあまりにも恐ろしいものですから、誰でも一目見たものはみんな石になりました。
−−−−ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話』

という話がローマに入ると出てくる。そもそもメドゥーサを生み出したのがアテーナーであるというわけです。で、その一方にこういった話もあるのです。

(アラクネは)機織りや刺繍の非情に上手な処女でありました。あまりうまいのでニンペ(妖精)たちまでが森や泉から出かけて、アラクネの仕事を見に来ました。

という人間の女の子だったアラクネーなのですが、あまりに見事な機織りの技をみて、人はアテーナー女神に教わったのでしょう、と彼女に問うのです。アテーナーはまた機織り(手工芸)の女神でもあるのですね。しかしアラクネはそれを否定し、そう思われるのもいやがる。自分の腕のが上だ、というわけなのです。そして遂にはアテーナーに機織り勝負を挑む。

アテーナーはポセイドーンと競ってアテーナイを自分の都市とした物語を模様に織り、アラクネーはゼウスの不倫の顛末とか、牛に化けたゼウスに騙されるエウロペの顛末であるとか神々の失敗ばかりを模様に織り込んだ。神になど負けない、とこういうわけです。しかしこれはやり過ぎで、確かにアテーナーも認める機織りの腕ではあったものの、その内容に女神は激怒。

彼女は梭で織物をたたきつけてばらばらに引き裂きました。それからアラクネの額に手を触れて、罪を恥じよということを思い知らせました。アラクネはついに罪の重さにたえられなくなり、座を立っていって首をくくりました。アテナは彼女が綱に下がっているのを見ると哀れに思いました。『生きよ』と女神は申しました。『罪ある女よ、お前はこの懲戒の記憶を留められるのだから、お前もお前の子孫たちも、未来永劫までこうして吊り下がっているが良い』こういって"ぶす"(トリカブト)の液汁をアラクネにふりかけると、すぐ髪の毛がなくなり、鼻も耳も同様に失くなってしまいました。彼女の形は縮み上がりました。指はその横腹にくっついて足の用をたすようになりました。その他はみんな身体で、その身体から糸をつむいでは良く空に吊り下がっております。すなわち蜘蛛となってしまったので、今もその縊れていた時と同じような様子をしているのであります。
−−−−ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話』

ほとんどメドゥーサと同一の構造ですね。蛇が蜘蛛になる。
それだけだったら「使い回し乙」で良いのですが、困ったことに蛇と蜘蛛は接続するのです。ここ日本で。

「ドラゴン:日本:七夕」で、滝壺の龍神に仕える機織姫の話を載せましたが、あれは所々で蜘蛛の話に化ける。いつも滝壺から機を織る音がしており、それは妖怪女郎蜘蛛の仕業であると言う。女郎蜘蛛は滝壺に引き寄せられる男どもに蜘蛛の糸をかけ、引きずり込む。

これは機織姫が蜘蛛に妖怪化しているのです。そして、これも指摘しましたが、「美しい髪(長髪)」「髪を梳る(くしけずる)乙女」というのは、ほとんど機織姫とイコールする。ヨーロッパに行きましたら「メリュジーヌ譚」として出てきます。

とは言ったものの、織物のコードだけで蛇巫女が蜘蛛化するだろうか……と思いつつギリシア資料をひっくり返しめっくり返ししてますと、とある図像が眼に入りました。

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クレタ島の壷

タコ。蜘蛛と同じ脚八本。どうよこれ。

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タコとテューポーン

あのギリシア最強の竜蛇・テューポーンの絵と並べますとかくのごとし。
タコと言ったらキリスト教圏では龍同様の悪魔です(スペインとかじゃ好んで食べられますが)。で、北欧にタコの怪物がおりますな。クラーケン。

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クラーケン

これは多頭の龍と混同するのじゃないかしら。
場合によっては原型じゃないのか?

そう思いますとミルトンが『失楽園』にこのクラーケンをレヴィアタンと書いてますな。実際混同ないし同一視はあった。はて、「多頭の龍−タコ−蜘蛛」のラインはアラザルヤ、否や。

それでですね、蛇がタコ化するのかどうかと調べてますと、するんですよ。これまた日本で。蛇は海に入るとタコになる。磯場では良くその所が見られる。そういった伝承がある。どこにあるのか。なんと出雲に。

ナンだこの符合は、てなもんです。

で、さらに日本では「蛸」という言葉からしてもともとは蜘蛛のことだった、らしい。漢字の意味もそう。海にいるタコを水にいる蛸(蜘蛛)で「水蛸子・海蛸子」としていたのだそうですな。

でもこりゃ中国・日本のことじゃん。話はギリシアじゃん。となりまして、この辺から茫漠たるシルクロード一本分の荒野が広がるわけです。シルクロードと言っても数ルートありますから数本分か。

んまあ、あたしの考えつくようなことはすでに誰か考えついてるでしょうから意外ともう少し資料を収集していけばズバリ研究してる人がいたりするかもですが……だったら良いなと(笑)。

いずれにしてもそういったちょっとメインストリームから外れたところに浮かぶ結節点の調査と言うと、もう基礎文献から探していくしかないのです。記紀とか今昔とか宇治拾遺とか、その中のどこに蛇がいるのかというと今のあたしには分からない。古代ギリシア語で蛇と蛸と蜘蛛をそれぞれどう書くのか、それはどう由来があるのかも分からない。分からないなりにまとまった研究をした人の書いた物を読んであーでもないこーでもないと「ドラゴン」を書いてるわけですが、ああいったものはカテゴリ的にはエンタテイメントですね。

ですんで「龍学」と言ってもしばらく(と言っても数年から十数年は)「文献目録の作成」とかいう超地味なところからです。ま、かつて考古学畑にいたので「この道はいつか来た道」ではありますが(笑)。

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