釣りの基本
村の子ビッケ Tools
お魚の用途
まずこれを把握していないことには始まりません。
・サシミウオ
キッチンアイルーにあげる用途がもっとも多いでしょう。
そのまま食べて薬草相当の回復効果があります(広域化はしない)。
・キレアジ
そのまま使用で砥石相当の砥石として使えます(以前は携帯砥石相当だった…ヨネ?)。
また、調合で「水冷弾(×カラの実)」「接撃ビン(×カラ瓶)」となります。雪山で比較的良く釣れる魚なので、雪山ハンターはこれを常用する文化を持つ、とか良いかもです。
・はじけイワシ
「通常弾L3(×カラの実)」となります。
魚影が見にくいので「この野郎」扱いされるお魚です。んが、通常L3を自力で揃えていくのであれば「いくらいても足りない」勢いになるのでこの問題はなくなります(笑)。
・ハリマグロ
消費数ナンバーワン。
「貫通弾L2(×カラの実)」「貫通弾L3(×カラ骨【小】)」となります。
ガンナーにとってハリマグロというのは本当にスペシャルな魚です。こいつがいなかったら…。
下にある釣りホタル確保のための「たまには釣りでもいかが」が最も良い入手経路ですが、森丘でランポスの牙と一挙両得な「森丘貫通弾素材ツアー」も良いものです。
・ハレツアロワナ
「徹甲榴弾L1(×カラの実)」「徹甲榴弾L2(×カラ骨【小】)」「小タル爆弾G(×小タル爆弾)」となります。
あちこちでたくさん釣れますが、正直用途は「作っていかないと」あまりない。「地域色という発想・砂漠のハンター」の様なバックグラウンドを作って運用するのが良いでしょう。
・バクレツアロワナ
「徹甲榴弾L3(×カラ骨【大】)」「爆雷針(×雷光虫)」となります。
個人的にもっとも用途がないバクレツアロワナ。その割に結構釣れます。困ったね(笑)。森丘の爺交換でとがった爪(高)/棒状の骨(低)・旧密林で怪力の種(高)/捕獲用麻酔薬(低)なんてのもありますが…。
・眠魚
「睡眠弾L2(×カラ骨【小】)」となります。
ガンナーがボマーで戦う時のスタンダード。これも雪山で結構釣れます。加えて併用する「ネムリ草(睡眠弾L1・眠り投げナイフ)」も雪山に結構生えているので「寝ちゃイカーン!」的な土地ということで睡眠作戦は雪山ハンターの十八番、というのも良いかもです。
また、弓師がニトロダケの自力準備を始めると結構大変なことになりますが、眠魚は沼地の爺交換でニトロダケ(高)/ドキドキノコ(低)と交換してもらえます。
・カクサンデメキン
「大タル爆弾G(×大タル爆弾)」「拡散弾L3(×カラ骨【大】)」となります。これも結構使います。別途項目を設ける…かも。旧沼地の7番で釣るのが良いです(お隣6番に釣りミミズ無限ポイント)。
・黄金魚(白金魚)
換金専用素材ですが、結構活躍します。後述する釣り餌の入手のキモは黄金魚クエです。また「ビッケのメモ帳」にもありますが、黄金魚というのは危険なモンスターの徘徊するハンター以外の人が行けない様な所に棲んでいるので、これを入手できるのもハンターだけです。この視点を活躍させるためにも「黄金魚クエ」は砂漠に限らず各地で「作っちゃって良い」と思いますよ。どこでも2匹釣ったら「たまには釣りでもいかが」クエ相当の報酬がある、という想定で、釣りホタルとかハリマグロとか購入するとか。
・小金魚
隠れ換金素材。でも時々装備作るのに0から集めるのが微妙に面倒な数の要求がなされる(笑)。
いくつか爺交換がありますが、雪山の爺交換でセッチャクロアリ(高)/黄金ダンゴ(低)で黄金ダンゴを狙うというのが良いでしょうか。
・大食いマグロ〜
これらを必要とする武器・防具の生産が終了すると完全に釣りのお邪魔虫と化す(笑)。アイルーとの交流に使えたら良いのに。
大食いマグロなんかは食べると50/50で体力回復かアイテム入手かとかありますが…まず使いませんね。
・春夜鯉
農場にだけいます。P1が初出で桜舞うココット村と掛けてこの名前でしょうが…今や存在意義が…(笑)。
各地の爺交換でネットと交換してもらえます。
・こんがり魚・こんがり魚G
キッチンアイルーに頼むとどの魚だろうがこんがり魚になります。活力剤と大体同じ効果です(効果時間が短い)。バクレツアロワナを焼いてもらいましょう(笑)。毒沼の出る夜沼での採取くらいしか使い道が思いつきませんが。
釣り餌の確保
餌がなければ釣りはできません。で、この餌の扱いというのが結構タイヘンです。たまにしか釣りしないで餌買って…だと気がつきませんが、ガンナーが弾素材の魚を常時釣るとなると、そしてその餌も自力で集めるんだとなりますとその大変さが分かります。
・釣りミミズ
釣り師のメインウェポンそのイチ。これは無限採取ポイントの所在をきちんと把握していることが重要です。持ち帰るにしても、そのポイントを軸にそのフィールドで釣りまくるにしても。
・釣りバッタ
最大所持数がなぜ「5」であるのか。誰か教えて(TT)。
その点を除けば採取ツアーの報酬でもらえるので自然とたまっていく餌です。
・釣りホタル
釣り師のメインウェポンそのに。最大所持数×20という点が心強い1品です。しかしこれをメインとするには一工夫が要ります。虫あみで捕ったり農場で捕まえたりで常用大量投入するのはまず無理です。これは「たまには釣りでもいかが」の黄金魚クエストの報酬に×10単位でのります。これを激運スキルでこなしてたくさん確保するわけです。
さらに、この釣りホタルは錬金調合(×特産キノコ)でハチミツにもなりますので常に一定数をキープしておきたい素材です。後述。
・釣りフィーバエ
農場で捕るか、樹海でわずかに捕れます。買わずに常用するのは現実的ではありません。釣りをしているとターゲットの魚影が出ているのにメインの餌が尽きて他エリアの釣りミミズポイントに採りにいかないと…ということがままあります。そういった際に繋ぎに使える様所持していくのが良いです。
・マグダンゴ/アロダンゴ
これも素材を買わずに常用するのはまず無理です。ヤマイモムシ・カクバッタがたまったらたまに使う、くらいで良いでしょう。
・黄金ダンゴ
この素材のツチハチノコの入手率も上のヤマイモムシとかと大差ないですが、1回の必要数が2〜3なので常用できます。
釣りホタル・ハリマグロ・ハレツアロワナ
(たまには釣りでもいかが)
では上の中から釣りホタルの入手についてピックアップしておきましょう。黄金魚クエですね。村では砂漠の地底湖で黄金魚×2を釣ったら完了です。
このクエストの成功報酬に釣りホタルが×10単位でのりますんで大変宜しいわけです。激運スキル発動で行けば一撃×30とかもあります。
ここではハリマグロ・ハレツアロワナもたくさん釣れるので(さらに報酬にもたくさんのる)、その素材確保と絡めて普通に釣りまくっても良いですが、ここで釣りホタルを使ってしまったりするのもアホですし、釣りミミズポイントまで往復するというのもしんどいんで釣りミミズ×10・釣りバッタ×5(と、黄金魚要の黄金ダンゴ)の範囲で一気に終わらせてしまうことが多いでしょうか。
出ない時は上の餌が尽きるまで釣っても出ない黄金魚なんで、ちとコツが要ります。まず、1匹目の魚影が出るまでは釣りはしないでエリチェンを繰り返しましょう。で、出たら黄金ダンゴで即座に釣ってしまう。これだけで「あと1匹釣ったら良い」となるのでかなりリスクが減ります。あとはお好きに。
黄金魚2匹がめでたく釣れたらモドリ玉でキャンプに直帰するのも良い手です。ここから走って帰る、というのを「面倒」と思ってしまうと途端に足が遠のくクエになってしまうかもです。もっとも帰りながら3番で釣りミミズを補給していく、なんてする様になるとその必要もなくなってきますが。
また、釣りとは関係ないですが、このクエストは「睡眠弾による小型モンスターの抑止(「睡眠弾と採取」参照)」のシチュエーションを試すのに良いクエストです。釣りの途中手を休めてと奥でぴょんぴょんやってるゲネを眺めるというのも結構オツなのでやってみましょう。
釣りの技術
釣りにも基本的な技術があります。狙い釣りですね。
何種類かが泳いでいる魚影の中から狙った種類を釣り上げる技術はこのような本格的な釣り師な生活においては必須です。余計なもの釣っちゃうとその分釣り餌は減りますし、確保に走らなきゃならない機会が増えれば時間はかかるし…ていうか場合によっては50分内で目標数釣れなかったりもします(「森丘貫通弾素材ツアー」参照)。
まずは立ち位置ですが、今のモンハンは釣りポイントの立ち位置にかなりの幅がありまして、その立ち位置で餌の投入されるポイントも変わります。魚影のかたまりから遠い所に投入してしまっては時間がかかるだけですんで、まずはこの立ち位置をしっかり調整しましょう。
そうしたら餌の投入タイミングですね。
まーこれ具体的にこうする、というのを文章にするも非常に難しいのですが、理屈は簡単でして、お魚は投入された餌に反応して近寄って来るんですが、この反応する限界ポイントを把握するのです。これが反応限界ギリギリを捉えれば捉えるほどそのお魚だけを狙って釣ることができます。
もっとも反応したあとの遊泳スピード(餌に近づいて来るスピード)も遅速が発生しますんで、その辺り運任せにはなるのですが。ギャンブルテクニックとしては非対象が先に餌をつつき始めちゃった場合に「当たりを取らない」で、次に寄ってきてる対象に賭ける、というのもあります。最初ので餌をとられなければ対象が釣れるわけです。
この辺の練習は一番上からの視点にしてお魚の動きがよく見える釣り場でやるのが良いでしょう。農場は視点が変更できないのでダメです。お気軽なのは森丘11番です。雪山1番や砂漠6番も良いですが。
樹海なんかは水は透明ですが、基本的にお魚が遠くにいて、投入した餌の所へくるまで時間がかかるのであまりよろしくないですね。
釣り雑感
そんなこんなで日々釣り糸を垂らしてるビッケですが、おまけでどうにもゲームプレイとは関係無さげな点をいくつか。
釣りしてる以上は竿があって釣り糸があって釣り針があるわけですが、この辺りどうなってるのか考えるというのも良いものです。実際の(リアルの)伝統的な釣り道具というのは実にその土地の風土を良く反映してるものなんですよ。
竿なんかは特にガノの背ビレから採れるものが良く、亜種のものはもう絶品の強度としなりを併せ持つのだ、なんてね。
何の話かというと、モンハンの世界の人はみんな自然にあるもを使って暮らしてるんだ、ということです。
今の釣り道具なんかはほとんどみんな人工的にできてますね。竿はカーボンで釣り糸はナイロンです。
でも、ナイロン以前の釣り糸って何だったかご存知です?
蚕(カイコ)の繭から絹ができますが、これよりもっと上質な繊維が採れるヤママユガというのがいましてね、これを天蚕というんですが、この幼虫が繭のための糸を吐く前に腹かっ裁きまして(笑)、その絹糸腺を酢につけ(るんだっけか?)てひょうっとのばしますと、これを天蚕糸(てぐす)というわけなんです。
さすがに中の人が子供の頃にはすでにナイロン釣り糸があったわけですが、より昔はそこらの子供達がこうやって釣り糸をこさえて釣りをしていた(佐藤さとるの「わんぱく天国」に確かあった…様な記憶がある)わけです。
釣り針だってその辺の廃材から釘を失敬してきて「俺専用」の曲がりを持つ(笑)、釣り針を作っていた。そんなのだってまだ100年もさかのぼらない日本のことですよ。
つまり、ハンターはそうやってるということです。釣り糸はクモの巣から採れるのかしら、針は骨かしら、などなどと実態はともかく釣りするための道具もまたフィールドから採ってきて準備してるわけです。そういう「面倒な世界」で暮らしてるのがハンターだ、という点をすっ飛ばすと「ハンターとは何か」とか言ってもどーでしょうかね、と思うわけです。
大量生産時代を生きる我々は面倒は嫌いですが、そこにいたらハンターは見えない。釣りを通してその辺へひとつ穴をあけていくというのがよろしいんじゃないでしょうか。